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いつまで円安?!

日本経済

2022年10月03日

長引く、新型コロナ。
長引く円安、ウクライナ侵攻。
そして‥長引く賃上げゼロ。

こんな情勢下で日本の物価指数3%達成?!汗
エネルギー価格の高騰も止まりません。

来年、2023年の4月頃。
今まで聖域とされていた電気代自体が上がると予測されます。
※現在「電気代金が高い!」と言われてますが、実は電気代は上がっていません。
上がっているのは電気料金ではなく、
「燃料調整費」「再エネ賦課金」といった、
電気の基本料金とは違う部分が急激に上がっているだけだったのです。
来年は更に危険な状況と考えていただいてもいいかもしれませんね。

さてさて、すべての問題の生みの親のような「円安」
これは、いつまで続くのでしょうか。

今現在も‥アメリカの政策金利の上昇が止まりません。
政策金利とは?
中央銀行であるFRB=米連邦制度準備委員会が銀行に貸し出す金利です。
なので、市中銀行の定期預金金利は政策金利+αになります。

もちろん企業に貸し出す金利も定期預金金利プラス。
この利ザヤで銀行は利益を出している訳です。

2022年5月1%から、この9月3.25%と、
たったの3カ月で、驚異的な金利上昇。汗

一方で日本国は、金利は少なくても今後2~3年は金利を上げないと発表。
異例の大型為替介入したのですが、焼け石に水。
日米の金利差はまだまだ開くようです。

お金は、金利の高い所に集まりますから世界中のお金がドルを買いに。

円は売られてドルを買う。
よって‥円安が止まらないわけです。

毎月のように金利が上がる理由は米国の止まらないインフレにあります。

米国CPI消費者物価指数は8月8.3%と政策金利を遥か上回っています。
パウエル長官は、今後ともインフレが退治されるまで高金利を続けるといいます。

日本の黒田総裁と、パウエル長官は、それぞれ真逆な施策を継続すると断言。
FOMC=連邦公開委員会は更に年末に向けて金利を上げることが予想されているようです。
1$=150円の現実味を帯びて来ております。

かつて、誰も経験したことのない状況下で、
昭和、平成の時代のように円での預金や、カケステ保険を続けますか?

こんな状況下だからこそ!
新たな金融リテラシー、マネーの常識を学びに、
各地域の子供と家族の未来を考えるマネー講座にお出かけください^^

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