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お金や保険のこと

保険見直しのツボとコツ⑵

生命保険の見直し塾

2021年11月02日

生命保険の見直しのツボとコツの第二弾です。

今回はシングルマザー&シングルファザーの保険の見直しについてです。
子供と家族の未来を考える会主催のマネー講座は全国各地で開催されておりますが、
母子家庭、父子家庭の相談者も多く相談に足を運んでいただいております。

国勢調査によると、母子家庭は58万8483世帯。
父子家庭は6万3036世帯で、9対1で、
圧倒的に母子家庭が多いようです。

そこで忘れがちなのが、保険の名義変更
受取人の変更と指定代理人の変更です。
受取人は、万が一の時に保険金を受け取っていただく人のことです。
また、指定代理人とは保険のかかっている人(被保険者)が意識不明の状況下に、
本人に代わって保険金の請求をする人になります。
コレが別れた旦那さんだったりすると厄介なことになるかも知れませんので、ご注意くださいね。
心当たりのあるあなた!
すぐ、保険の担当者さんに手続きをしていただいてくださいね。

また、更にひとつ、注意点があります。

あなた自身の身に何かあった時‥
「この子にお金を残してあげたい」って想いから保険に入り、
受取人を、かわいい愛してやまない幼い子供にしてしまう。

気持ちはわかります!汗

そうしたくなりますよね。
でも、そこに落とし穴が!

成人でないと保険金を受け取ることができません。

幼い子供が受取人になっていると、この保険金を受け取れる人を決めるために、
家庭裁判所のややこしい手続きが必要となり、
なんと!
ギャンブル好きの離婚した元旦那さんが保険金を受け取って逃げた事件もありました。汗

なので、くれぐれも幼い子供を受取人にしないでくださいね。

信頼の置ける兄弟、両親を受取人に指定しておくことが大切です。
そして、その信頼の置ける受取人の方に向けて‥
心を込めた、子供への想いをつづった手紙を書いておくといいでしょう。

保険の見直しは税金面だけでなく、法律面も考えた上でしなければいけませんよね^^

以上、保険の見直しのツボとコツ⑵
「シングルマザーの保険のツボとコツ」でした。

次回は第三弾。
「職業で変わる保険の見直しのツボとコツ」でお会いしましょう(^^)

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