2026年05月15日
損切り・値下がりによる売却:
NISA利用者のうち、資金が必要なわけではないのに売却した経験がある人は4割以上にのぼるという調査があります。その売却理由の第2位に「値下がりしたから」が挙がっており、短期的な相場変動に不安を感じて「損切り」をしてしまう層が一定数存在します。
含み損を抱えている人の割合:
別の調査では、NISA利用者のうち「運用成績がマイナス(含み損)」と回答している人は、つみたて投資枠で約1.6%、成長投資枠で約4.0%程度にとどまっているというデータもあります。
「株価が下がると不安になる…」
投資をしていると、誰もが一度は感じることではないでしょうか。
2014年にNISA(少額投資非課税制度)がスタートして以降、
日経平均株価は長期的には上昇してきました。
しかしその中で、何度も大きな“下げ相場”を経験しています。
2026年も例外ではありません。
2月に史上最高値をつけた後、
国際情勢の影響を受けて株価は下落。
約13%の下げとなりました。
「かなり下がった」と感じるかもしれませんが、
過去にはこれ以上の下落も何度も起きています。
NISA開始以降、特に大きかった下げは主に4つです。
① チャイナ・ショック(2015〜2016年)
中国経済の不安から世界的に株価が下落。
日経平均も約28%の下落となりました。
② コロナ・ショック(2020年)
新型コロナの感染拡大により世界経済が急停止。
短期間で約31%という大きな下げを記録しました。
③ 2024年の急落(利上げ・円高)
日本の利上げや円高進行により企業業績への懸念が広がり、
約25%の下落となりました。
④ トランプ関税ショック(2025年)
関税強化による世界経済への影響懸念から、
約20%の下げとなりました。
こうして見ると、
株式市場は定期的に大きく下がることが分かります。
しかし重要なのは、その後です。
多くのケースで、「数ヶ月〜数年で回復」
「その後さらに高値を更新」‥という流れをたどっています。
これらの経験から見えてくるポイントはシンプルです。
① 下落は“必ず起きるもの”と考える
→ 下げは異常ではなく、投資の一部
② 短期の値動きに振り回されない
→ 一時的なニュースで売買を繰り返すと、逆に損をしやすい
③ 継続することが最も重要
→ 長期で続けた人ほど、結果的に利益を得やすい
投資において、「下げ相場」は避けられません。
投資を始めた以上、これは「標準装備」ですよ。
また、下がるから、そんな時こそ「買い」ですね。
歴史は繰り返す。
過去を振り返ると、下げの後には回復がある!
長期では成長している‥という事実も確認できます。
だからこそ大切なのは、
「不安になったときこそ、過去を思い出すこと」
そして、
「自分の方針を崩さずに続けること」ですね~(`・ω・´)b
NISAの本来の目的である“長期投資”を、
改めて意識したいところです。
※投資は専門家に相談したり、AIに相談したりして、継続的に行っていくことをお勧めします。