2026年04月29日
最近、「火災保険料が高くなった」と感じている方も多いのではないでしょうか。
実はこれ、気のせいではなく、ここ10年ほどで大きく上昇しています。
では、なぜここまで上がっているのでしょうか。
主な理由は、大きく3つあります。
まず1つ目は、自然災害の増加です。
台風や豪雨などの被害が増え、保険会社の支払いも増えているため、保険料に反映されています。
2つ目は、保険の長期契約ができなくなったことです。
以前は30年以上の長期契約で割引が受けられましたが、現在は最長5年までに短縮されました。
その分、トータルの保険料は高くなりやすくなっています。
そして3つ目は、建築費の高騰です。
家を建て直すための費用が上がっているため、必要な保険金額も上がり、結果として保険料も上昇しています。
一例ですが、
以前は年間1万円程度だった保険料が、
現在では年間3〜4万円ほどになるケースもあります。
つまり、約3〜4倍近くになっているイメージです。
ここで注意したいのは、
「保険料を抑えたいから補償を減らす」という考え方です。
例えば、保険金額を実際より低く設定してしまうと、
万が一のときに十分な保険金が受け取れない可能性があります。
最悪の場合、
「一部しか補償されない」というケースもあるため注意が必要です。
では、どうすれば無理なく保険料を抑えられるのでしょうか。
ポイントは次の4つです。
① 長期契約(最長5年)でまとめて契約する
→ 1年ごとの更新より、トータルで安くなることがあります
(築年数など、条件によっては複数年契約ができない場合があります)
② 複数の保険会社で見積もりを取る
→ 内容や価格は会社ごとに違うので、かならず「相見積もり」を!
③ 免責金額(自己負担)を設定する
→ 小さな修理は自己負担にする代わりに、保険料を下げる方法です
④ 特約の重複を見直す
→ 自動車保険などと同じ補償が重なっていないか確認しましょう
一方で、次のような見直しはおすすめできません。
特に自然災害は一度起きると被害が大きく、
家計への影響も深刻です。
火災保険料は確かに上がっていますが、
「内容を見直すことで抑える」ことは可能です。
大切なのは、
► 必要な補償はしっかり残す
► 無駄な部分だけを見直す
‥という考え方です。
この機会に一度、ご家庭の保険内容を確認してみてはいかがでしょうか。