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株価が上がったワケと家計への影響

日本経済

2025年10月16日

株価が上がったワケと家計への影響

16日から、自民党と日本維新の会という2つの政党が「一緒に政策を進めよう」と話し合いを始めましたね。
これをきっかけに、自民党の高市早苗さんが次の首相になる可能性が高まっています。

このニュースを受けて、東京の株式市場では株価がぐんと上がりました。
特に、半導体や防衛など「経済を守る」分野の会社の株が人気を集めていて、
「高市さんが首相になると景気が良くなるかも」という期待が広がっています。

実際、16日の日経平均株価は一時500円以上の上昇で、
大きな節目である「4万8000円」を超えるほどでした。

14日には、連立政権(政治のパートナー)だった公明党が離れたことで、
株価が一時1200円も下がっていましたが、
その後、「やっぱり高市さんが首相になるなら安心」と思う人が増え、
株価はすぐに回復しました。

今後の注目ポイントは、
自民党と維新が「協力するだけ」で終わるのか、
それとも「正式に一緒に政権を作る(連立)」まで進むのかというところです。

もし連立が実現すれば、国会で安定して法律を通せるようになり、
大きな経済対策(=お金を使って景気をよくする政策)が期待されています。


家計への影響は?

今の動きがすぐに家計に反映されるわけではありませんが、
「景気が上向くかもしれない」という期待は、少しずつ私たちの暮らしにも関係してきます。

  • 給料アップの可能性
     景気が良くなれば、企業の利益が増え、ボーナスや給与が上がる動きが出やすくなります。

  • 物価の安定または上昇
     景気対策でお金が多く回るようになると、モノやサービスの値段が上がることも。
     ただし、エネルギーや輸入品価格が下がれば、生活コストが落ち着く可能性もあります。

  • 株式や投資信託を持っている人はプラスに
     株価の上昇は、つみたてNISAや投資信託の資産が増えるチャンスになることも。

  • 円安・円高の動きにも注目
     高市さんが進める経済対策によっては、円高(輸入品が安くなる)に動くこともあり、
     ガソリン代や食料品の値上がりが少し落ち着く期待もあります。


つまり、今の政治の動きは、
「私たちの暮らしが少し明るくなるきっかけ」になるかもしれません。
まだ先の話ではありますが、
今後のニュース次第で家計にもプラスの波が広がる可能性がある・・と期待しております。

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