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2025年、ふるさと納税はどう変わる?

マネー教育関連

2025年09月12日

2025年、ふるさと納税はどう変わる?

毎年、年末になると「そろそろふるさと納税しなきゃ!」と慌ててパソコンやスマホを開くご家庭も多いと思います。お米やお肉、フルーツに日用品まで、ちょっとした“ごほうび”や“家計の助け”になるのがうれしいですよね。

ところが今年は、少しスケジュールを前倒しした方がよさそうなんです。


10月から「ポイントが付かなくなる」

総務省の発表によると、2025年10月からは寄付にポイントが付かなくなるんです。
これまで楽天ポイントやPayPayポイントが貯まるのを楽しみにしていた人にとっては大きな変化。

ただし、クレジットカード払いでもらえる通常のカードポイントは対象外なので、そこは安心ですね。


今年は「9月までの駆け込み寄付」が増える?

ふるさと納税を利用している人のうち、なんと**約8割が「9月末までに寄付を済ませる予定」**との調査結果もあります。
普段なら12月がピークなのに、今年は“前倒し”がカギになりそう。

各サイトも「最後の大型キャンペーン」を仕掛けてくる可能性が高く、ちょっとしたお祭り状態になるかもしれませんね。


人気のお礼の品は“ごちそう”から“日常使い”へ

以前は高級牛肉や海産物といった“特別なごちそう”が上位でしたが、最近はお米や日用品が大人気。
物価高の影響で「どうせ寄付するなら生活に役立つものを」という傾向が強まっているようです。

実際、あるサイトでは「ボックスティッシュのまとめセット」がランキング2位に入るほど!
主婦目線で考えると「助かる~」と思わず声が出てしまいそうですね。


本来の目的も忘れずに

ふるさと納税は、もともと「地方を応援するため」に始まった制度。
最近では、災害で被害を受けた地域を支援したいときに、その土地の農産物や水産物を返礼品として選ぶ方も増えています。

家計にもうれしい制度ですが、寄付が“応援”につながっているということを意識できると、気持ちよく利用できますよね。


まとめ:2025年は“前倒し寄付”が吉!

  • 10月から寄付ポイントがなくなる

  • 9月まで「駆け込み寄付」が集中しそう

  • お米や日用品がますます人気に

  • 地域応援の仕組みとしても大切な制度

「まだ9月まで時間がある」と思っていると、人気の返礼品がなくなってしまうかも。
今年は少し早めに寄付先をチェックして、家計と地域の両方を応援したいですね。

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