2024年11月02日
今回はNISAするなら「目的」が必要というお話をさせていただきます。
さて、投資をするのであれば、まず!
あなたの投資の目的を明確にしましょう。
あなたは「積立NISAを何のためにはじめますか?」
「人に言われた、銀行じゃしょうがないから」とか、
「なんとなく、始めた方がいいのかな?」とかでなく、
『何のために』が必要です。
「できれば老後のため」‥でもいいでしょう。
もっといえば「老後の資金っていつまでにいくら貯める?」といった具体的な目標も必要です。
そして更に、インフレに対する円の価値低下分‥まで計算に入れた方がいいでしょう。
この夏にちょっと株が下がった時‥
「え!?損してるじゃん!」と慌てて積み立てNISAの解約が増えたようです。
目的、目標を持っていないで、とりあえずはじめてみたものの、ちょっと損がでたから、
怖くて、すぐにやめてしまった訳ですね。
また、逆に株価が跳ね上がり、持っている株も利益が出ているのを見た途端、
「お!すごい!儲かった!!下がったら損するから、すぐ解約しちゃえ!」
なんてことになったら、本来の積み立てNISAのメリットを生かしきれません。
ですので、このNISAをする理由・目的・具体的な計画・数字を考え、
そして、投資をはじめましょう。
また、その投資資金は「無駄な保険料は払わない」と考えれば、
そういったところからも投資資金を準備いただくことも可能です。
保険は、その特性上、結構な無駄が隠れております。
これは、保険商品などの金融商品を扱っている我々が言うのですから間違いありません。(笑)
「お客様には無駄な保険料は1円も払わない、払わせない」といった思いでいっぱいです。
では、具体的な投資運用による将来の生活資金について少し掘り下げて参りましょう。
実は、これはとても簡単なんです。
金融庁「厚生年金をもらってい、ご夫婦が普通の暮らしをしていく試算」
※普通の暮らし
●65歳以降の一般的な生活費=26万5000円。
●夫婦で厚生年金は約22万円。
●不足分5万5000円。
これを65歳から95歳まで生きると想定し、30年分で約2000万円分もらえる。
今後の政策によって変動する可能性は「大」
ということから、あなたもひとつの目安として老後2000万円を貯める手段のひとつとして、
NISA、積み立てNISAを始める‥といった考えでいいでしょう。
これらを考えないで、何となく始めると、すぐに続かなくなってしまうのですね。
そして更に!
『今の2000万円が20年30年後、同じ2000万円の価値があると思いますか?』
30年後40年後でも今の価値の2000万円を準備するのは大変なのことです。
預金では、まったくとどきません。
ただ何となくNISA、投資はじめない!
そして次に‥
何のために備えたいか?
その資金はどこから捻出しますか?
そして、以前‥この通信でお話させていただいている証券会社の選び方、
金融商品の選び方に入る訳ですが、
ここも、結局「信頼の置ける専門家」が必要になるでしょう。
そして、すべてが整ったら、
その必要額を準備するためには『株式配当含運用』ということになるわけですね。
宮本新治