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子ども未来通信11月号(登山の目標達成とは登頂?)

定期通信

2023年10月29日

みなさま、いつもありがとうございます。
早いもので‥もう 11 月です。
今年の冬は、かなりな暖冬と噂されてます。
私個人的には、屋根の雪下ろしをしないですむので、雪は少ない方が助かります。
そうあって欲しいところなのですが。
雪が少ないと困る方もいらっしゃることを考えると適度に降っていただきたいところですね。

さて、先日‥
私は、「登山の目標達成とは?」という興味深い話をラジオで耳にしましたので、
今月は、この「達成とは?」について考えてみたいと思います。
私は、この登山の目標達成とは「山頂制覇」と即座に思ったのですが、みごとにハズレました((;^_^A
みなさんは何だと思いましたか?
このラジオでは登山の達成とは登頂ではなく‥
家に帰った時である。
そういえば子供の頃、先生に「遠足は家に帰るまで終わってないですよ」と言われた記憶もありますし、
旅行保険も帰宅するまでが補償期間でした。
そこで、仕事の達成とは?と、ふと考えました。

年収 1,000 万!
タイトルを取る!!
目標の売上を上げる!!

…は登頂でしょうか?
これが仕事をする上での目標達成になるのでしょうか?
‥と考えると、売上を達成するというのは登頂に過ぎないのでは?
では、何が仕事の目標達成の瞬間なんだろう?

そのタイトル、売上を上げることによる満足感、充実感。
その向こう側の「お客さんの笑顔」や「家族の笑顔、幸せ」が達成の瞬間になるということでしょうか。
私の家は、かなり厳しい生活をしていたため、美術系の大学に行ってみたいな~って思ったこともありましたが、
とても母親にそんなことを言い出せず、高校を卒業後、就職。
その影響かは分かりませんが「お金がないことは罪なこと」と感じていた私は、どうしてもお金を稼ぎたい!
お金がないことは恥ずかしいし、辛い。
そう感じ、そんな価値観で生きてきてたな~って自分を振り返ります。

売上、収入を目標にしていた頃は、
人間関係のトラブルもあったし、信頼できる友人もいなかったし、逆に信頼される人間でもなかった。
ただ、自分の感情を満たすためだけに生きていた気がします。

そんな幸福感の少ない生き方は「お金を稼ぐことをゴール、目標」にして来たからかも知れないと感じました。
誰かの苦しみ、不快感などの上にある山頂は、
急な天候の変化により、下山できなくなり、下手すると命にもかかわる。

この何気なく耳に飛び込んできた登山家の人の話しに、すてきな学びを得た気がします。
今後、私は更にお客様、家族、会員様、友人等すべての方々の笑顔こそが、
下山からの帰宅であり、目標達成の瞬間であると考え、
日々の出会いに感謝しながら仕事に取り組んでまいりたいと思います。

最後に、登山家の中嶋正宏氏の名言を
私なりにアレンジした言葉をお届けして、今月号を終わりたいと思います。

高いところを目指すのは試練だ。
高いところから落ちるのは学びだ。
高いところを目指さないのは惨めだ。

※登山家 中嶋正宏「高いところから落ちる人間は惨めだ。しかし、高いところまで登れない人間はもっと惨めだ」
1987 年冬の八ヶ岳にて墜死

今日のあなたの素敵な出会いを祈っております。

営業とは応援だ‼
最後まで読んでいただいた貴方の優しさに、心からの「ありがとう」を贈ります。

宮本新治
令和 5 年 10 月 29 日

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