2022年02月27日
みなさま、いつもありがとうございます。
オミクロン株の急拡大から高止まりの今、トンネルの出口が見えない。
また、見えたとしても「次の波がいつから始まる?」
「また変異株が?」と不安は消えません。
そんな中、住宅ローンの返済トラブル相談が増加中のようです。
でも、コロナ禍での住宅ローンの相談なので、
収入が戻れば相談も減ると考えますが、仮にコロナ禍をみごと脱出できたとしても、実は景気回復期にこそ、倒産も増加するとも言われております。
こんな環境下だからこそ、
マイホーム取得に当たっては可能な限りリスクを少なくしなければいけません。
ということで、今回は住宅ローンについて少し触れてみたいと思います。
住宅ローンはご存知のように変動金利と固定金利があります。
更に変動金利には一定期間固定型のローンと、
全期間変動型のローンがあります。
一番、金利が安く借りられるのは全期間変動金利型ローンになり、
一番高い金利は全期間固定金利型ローンになります。
この変動金利型ローンは、固定金利型との支払額が約20万円(年間)も安く済むわけです。(借入額3,000万として)
といことから、2019年の住宅ローン利用者の変動金利型利用者割合は、
全体の66,4%だったのが、2021年には82,1%に急増しています。
では、金利上昇局面ではどうなるのでしょうか?
2023年には金利が上がってくるという見方も少なくありません。
もちろん、25%ルール(毎月の支払いが125%以上に上がらない)と、5年ルール(毎月の支払額は5年間維持)等で守られていますが、上昇局面ではいずれ上がることは間違いありません。
もし、変動金利型ローンを使用していると、2008年、2009年水準の金利に上昇した際は、住宅ローンを毎月払っても元金が減るどころか増えてしまう現象(未払い利息)が起きてしまいます。
住宅ローンは「人生で最長のローン」になります。
ですので、自動車を購入する時より慎重になり、情報をしっかりと確認した後に、
購入していただきたいと思います。
今、住宅ローンを組まれている方で、
2008年以前に住宅ローンを借りている人は「借り換え」をしないと損するかもしれません。
なので、すぐに試算してみてもらいましょう。
また、住宅ローンには、もう一つ注意していただきたいことがあります。
それは「保障」です。
仮に、大きな病気やケガをしてしまって働けなくなった時、住宅ローンを支払っていけなくなると、
あなたの家族の大切なお家は‥即座に競売物件として持っていかれてしまいます。
そうならないために、団体信用生命の疾病保障特約が付いていると安心ですね。
通常はこの保障は有料ですが‥
なんと、この疾病保障が無料で付く住宅ローンもあるんです。
それは‥住信SBIネット銀行と、auじぶん銀行です。
この両ネット銀行は、他のネット銀行の中でも低金利で知られていますが、
更に‥病気になった時に、その後の住宅ローンをチャラ(支払い免除、もしくは50%減額)にしてくれる保険が付いてくるのです。
例として、住信SBIネット銀行は、病気ケガで働けなくなったり(精神障害以外)、8種類の疾病で1年働けなくなったり、8種類の疾病以外でも病気ケガで入院して12ヶ月継続して働けなくなると住宅ローン残高を0円にしてくれる。
かといって、地域の銀行が良くないなんてことはないです。
金利なども相談に乗ってくれることも間違いありません。
30年以上、住み続けるマイホームです。
それに見合った工夫と努力と時間をかけましょう^^
ですので、一世一代のマイホーム購入は、信頼の置けるハウスメーカーさんや、銀行さん、ファイナンシャルプランナーさん等と一緒に、慌てないでゆっくりと検討に検討を重ねながら進めていっていただきたいと思います。
最後まで読んでいただいた貴方の優しさに、心からの「ありがとう」を贈ります。
2022年2月27日