2024年09月03日
日銀の政策金利と為替・株価の関係について考えてみましょう。
3月19日に0金利政策が解除された時点で、株価は38,700円でした。
その後、1カ月間で株価は2700円下落し、この間の為替レートは1ドルあたり150円でした。
その後、7月末まで為替レートは持続的に上昇しましたが、7月末に政策金利が0.25ポイント引き上げられました。
現在、株価は一時的に3万2千円まで下落しました。
特に7月1日に162円近辺まで上昇した後、8月5日までに急落して145円まで下落したのも、政策金利引き上げや株価の低迷が要因でした。
政策金利の引き上げは、市中の銀行の金利も上昇させます。
これにより企業の資金調達コストが上昇し、
企業活動が制約される可能性があります。
したがって、金利の上昇は株価にとって好ましくない要素です。
言い換えれば、金利が上昇すると株価は下落する傾向にあります。
また、円高が進むと株価も下落します。
為替市場の動向は予測が難しく、経済学者やアナリストでさえ直近の動きを完璧に予測することはできません。
ただし、全体的なトレンドとしては、アメリカは利上げサイクルを終了し、
今後は金利が低下する可能性が高いため、
円高トレンドが続く可能性があります。
大きな市場暴落は、投資家にとって大きなチャンスであり、
世界の一流ブランドが割安で購入できる場面でもあります。
ですから、現在株式市場で投資を検討されている方にとって、
市場の大幅下落はチャンスとして捉えるべきです。